やさしい日本語びばいのブログ

北海道美唄市のやさしい日本語に関する情報や、もっと楽にが外国人と話すコツを提供!

7月1日ー8月5日まで行われた北海道大学美唄市のやさしい日本語オンライン交流に参加した学生は英語とやさしい日本語で美唄市民との交流の振り返り、そしてやさしい日本語についての意見を書いてくれました。

漢字の隣にひらがなが並んでいる光景はあまり見たことがないかもしれませんが、漢字に困りがちな外国人にはこうした書き方が分かりやすいです。知らない言葉があった場合、ひらがなも書いてあるので、スマホなどで調べやすいからです。

日本人学部生一人、交換留学生二人の正直な意見には、やさしい日本語の必要性が伝わるものがあります。日本での生活の中で、コンビニであったり、銀行であったり、市役所であったり、難しい日本語が出てくる場面が少なくありません。人間は、自分が難しいと感じる場面を避けるクセがありますが、日本語が難しいばかりにある場所を避けたり、充実した日本生活ができないというようなことがあれば、本当にもったいないです。難しい日本語が出そうな場面の雰囲気を和らげ「できない」を「できる」にするということはやさしい日本語の主要的な役割です。

Why is yasashii nihongo important? The number of foreign tourists is increasing, and the number of foreign residents is also increasing so we want to make conversation easier .


どうしてやさしい日本語にほんごを使つかうことが重要じゅうようでしょうか?それは外国人がいこくじん観光客かんこうきゃくも日本にほんに住んでいる外国人がいこくじんも増えており、会話かいわするときにやさしい日本語にほんごはとても役立やくだつからです。


Our experiences
わたしたちの経験けいけんから

As an international student, we are trying our best to learn the local languages. However, it is always difficult at the beginning, I still remember when I first came here, I lived in a small hostel near the school. The owner tried to explain how to use the kitchen to me but he couldn’t speak English. So he used the simplest words that are easy to understand, which gave me the first impression on this country and also the confidence in learning Japanese . 

留学生りゅうがくせいとして、現地げんちの言葉ことばを学まなぼうと頑張がんばっています。しかし、初じめは難むずかしく、私わたしは今いまでも初じめてここに来きた時ときに泊とまったホステルほすてるのことを覚おぼえています。ホステルの人ひとがキッチンの使つかい方かたを私わたしに説明せつめいしようとしてくれましたが、彼かれは英語えいごを話はなすことができませんでした。なので彼かれはわかりやすい言葉ことばを使つかってくれました。そのことは私わたしに日本語にほんごを勉強べんきょうする自信じしんを与あたえてくれました。

As an intermediate level learner of Japanese, I usually don’t have trouble when talking with Japanese teacher because they always try to avoid difficult expressions. However, when I go to stores or restaurants, it is totally different since the staff would use keigo and harder expressions. For me, going to fast-food shops is the most difficult. Staff at fast-food shops always speak very fast and there are a lot of loan words. I usually end up ordering dishes by pointing at the pictures. It’s true that the staff are always willing to say again but they seldom slow down or use easier expressions. Therefore, I think yasashii nihongo should be promoted so that people will know that sometimes you need to change the way you talk. -Yu

わたしは日本語にほんごをある程度ていど勉強べんきょうしているので、簡単かんたんな表現ひょうげんで話はなしてくれる日本語にほんごの先生せんせいと話はなすのにはあまり困こまりません。しかし、お店みせやレストランでは、お店みせの人ひとが敬語けいごや難むずかしい表現ひょうげんを使つかうので困こまることがあります。私わたしにとって、ファーストフードふぁすとふーどの店みせが一番いちばんむずかしいです。ファーストフードふぁすとふーどの店みせではスタッフがいつもとても速はやく話はなします。また、彼かれらはカタカナ語をよく使つかいます。私わたしは結局けっきょくメニューを指ゆびさして注文ちゅうもんします。スタッフはもう一度いちどってくれますが、ゆっくり話はなしたり簡単かんたんな表現ひょうげんを使つかうことはほとんどないです。それで、ときどき話はなし方かたを変かえる必要ひつようがあることを知ってもらうために、やさしい日本語にほんごを広ひろめるべきだと思おもいます。


As a Japanese, I think it is Japanese who need to know about Yasashii Nihongo more. If Japanese keep using natural Japanese at the same speed without changing difficult vocabulary and sentences as they are, non-native speakers with limited skills of Japanese cannot communicate. We need to consider the usage of language which can be shared by both Japanese and foreigners. However it is unexpectedly difficult for Japanese people to make their usual Japanese to Yasashii Nihongo.

日本人にほんじんも、いや、日本人にほんじんこそ、やさしい日本語にほんごについてもっと知るべきではないでしょうか。日本人にほんじんどうしで使つかう日本語にほんごをそのままのスピードすぴーどで、むずかしい単語たんごや文ぶんを話はなし続つづければ、日本語にほんごが少すこしわかるという人ひとたちが話はなしに入はいって来られなくなります。日本人にほんじんと外国人がいこくじんとのコミュニケーションこみゅにけーしょんをするのなら、相手あいてもわかるようなことばの使つかい方かたを考かんがえる必要ひつようがあります。でも、いつも使つかっている日本語にほんごから、やさしい日本語にほんごにするのは、意外いがいとむずかしいです。

As a foreign exchange student trying to learn about Japanese culture and language it can be really hard sometimes to have normal interactions with Japanese. I think that just by talking about yasashii nihongo it brings awareness to this issue. We want to talk with you, so I think it's important to have a reminder that it isn't "all or nothing". There are bound to be mistakes, but that's OK. Some of my best memories here are when I got to interact with the locals and was fully emerged in the Japanese culture. So let’s work together and meet each other halfway! -Idri

日本語にほんごや日本にほんについて勉強べんきょうしている留学生りゅうがくせいにとって日本人にほんじんと日常にちじょうのやりとりをするのは難むずかしいときもあります。やさしい日本語にほんごについて話はなすだけでこの問題もんだいに気づくと私わたしは思おもいます。私わたしたちは日本にほんの人たちと話はなしたいので、使つかう日本語にほんごが完璧かんぺきかそうでないかは、問題もんだいではないということを覚おぼえておくことが大事だいじです。間違まちがえることもありますが、大丈夫だいじょうぶです。ここでの最高さいこうの思おもい出は、地元じもとの人ひとたちと交流こうりゅうできたことです。だから一緒いっしょに頑張がんばりましょう!

Written by Idri, Yueh, Yuki (students), Hao, Ken (teaching assistants) 
文責ぶんせき:イドリ、ユー、ゆうき(学生がくせい)、ハオ、ケン(TA)

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